貴方が思っているところにはお客様はもう居ません。
先日4/2に日銀の短観が発表されました。ざっくりと言って、売り上げは変わらず利益が落ち込み、仕入・販売価格の上昇と人手不足に伴う人件費コストが増大するといった傾向がみられました。
つまり、利益が出にくい市場状況となってきています。
市場規模に目を向けると
既に総人口は2008年をピーク(12,808万人)に減り続けて、生産年齢人口(15~64歳)も1995年をピークに減り続け、2060年には総人口が9284万人、生産年齢人口は4793万に(51.6%)になると予想されています。
(出典:総務省「国勢調査(平成27年度)」「人口推計」、国立社会保障・人口問題研究所「日本の将来推計人口(平成29年推計)」、厚生労働省「人口動態統計」)
市場はシュリンク(縮小)しているのです。
いつでも、どこでも、どこからでも
それだけではありません。
今まではお店に”買いにいく”でしたが、インターネットやスマホの普及で手元で気軽に”買う”ことができるようになりました。
先日もAmazonが米国Amazonサイトでのみ購入可能の商品を国外からでも購入できるようになった(5つの言語表示や25種類の通貨で支払い可能)とのニュースもありました。
距離という物理的な制限がなくなり、お店(企業)からすれば、競合が一挙にふえてしまったということになります。
目に見える景色は昨日と同じに見えていても、市場環境はまったく違ったものになっているということです。
つまり、今までと同じ戦略を取っていては、早晩赤字転落してしまうということです。
これは中小に限らず大企業でもあてはまる時代となってきています。
戦略の見直しが迫られています。
ウチはまだ大丈夫とお考えのあなた。一度確認してみては如何でしょうか?
続きは次をご覧ください。
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